ホテルのホスピタリティ
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今日は軽井沢に来ています。
軽井沢は昔から好きで、年に一回は必ず訪れる街の一つです。
さて、今日はせっかく軽井沢のホテルに泊まるので、ホテルのホスピタリティについて綴ろうかなと思います。
ホテルにはもちろんホスピタリティが必須ですよね。
お客様にくつろいでいただき、安心して休んでいただける環境を作り出すのがホテルの役割ですから。
そしてそのためにはホテルで働くホテルマン、ホテルウーマンの気遣いが大きく影響を与えます。
私がホテル研修で強く訴えている(クリアしてほしい)ことが一つあります。
それは何か?
それは、視野を360度見えるようにしておくこと。
もちろん人間、そんなことできるわけありません。
キリンじゃないし。(ちなみにキリンは350度見えるようです!)
でも実際には見えなくても、氣を配る(意識を発する)ことはできますよね?!
私(私たちJAL客室乗務員)はそうしながら仕事をしていました。
ホスピタリティ行動は、相手が言葉で発しない欲求を瞬時に察知して、それにお応えできる行動を起こすこと。
ということは、相手に言われる前に、その方の欲求をわからなければ話にならない=見えなければいけない、ということです。
だから360度の視野が必要になるわけです。
例えば、チェックイン時、お客様からの暗黙のメッセージは見えるでしょうか?
例えば、客室からかかってくる電話の要件、そのバックグラウンドを理解しながらご対応できているでしょうか?
例えば、ルームサービス、お家でくつろいでいるような雰囲気でそれを提供できているでしょうか?
もちろん、ホテルに滞在していることは非日常です。
でもそれでも、日常の中の安心感をそこに取り込むことは、お客さまの精神上で、必要不可欠なのです。
日常と非日常、その絶妙なバランスがお客様が感じるホスピタリティに響くものなのです。
何気ないホスピタリティ。
思わせぶりではないホスピタリティ。
難しいけれど、それがホテルパーソンにとってのホスピタリティ発揮に繋がるのです。
ホテルマンではないあなたは、ホテルに泊まる機会がありましたら、ぜひ、そこを意識して、そのホテルマンたちのホスピタリティを感じ取ってあげてくださいね。
何気ない旅が、きっともっと楽しくなると思います。
✨ 今日の一言 ✨
ホテルに泊まったら、ホテルマンのホスピタリティに気づいてあげよう!
プリサージュ |