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新入社員研修、その前にするべきことⅠ

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新入社員研修の時期が近付いてまいりました。

今年も4月には何社かの新入社員研修を予定しています。

 

新しい仲間が入社してくる、その時。

高校や大学を出たばかりのフレッシュな若者たちが会社に新しい風を吹き込んで来ます。

楽しみですね!

 

でもちょっと待ってください!

 

その前に、今の自分の会社の中の風土を見直してみる必要があります。

先輩社員となる現社員の「身だしなみ」はきちんとしているでしょうか?

 

「身だしなみ」を整えることは、自分のためだけではありません。

もちろん、第一印象にも大きく関わるものですから、自分自身にとって大変重要なことに間違いありません。

でもそれだけではないですよね。

 

「身だしなみ」には大きく3つの意味があります。

 

1つ目は、先に申し上げたように自分のため。

自分を信頼してもらうツールの一つです。

 

2つ目は、一緒にいる相手のためです。

 = 相手へのホスピタリティ

一緒にいる相手が、

だらしない恰好をしていたり、

ボロボロのかばんを持ち、

かかとのすり減った靴を履ていたり、

制服の着こなしがだらしなかったりすると、

横にいる自分までもが情けない気持ちになり、基本的に一緒にいるの(働くこと)が嫌になります。

そしてそれを見る周りの目も、自分も身だしなみが整っていない人と同じランクに見られてしまう危険性が生じることにもなるからです。

 

そして最後の3つ目は、所属している会社のためです。

その人は、その会社を作っている一人です。

ですから社内に身だしなみが整っていないような人が一人でもいると、その会社の人達全員が、そのように見られてしまうのです。

 

これは「100本のバラのプレゼント」がメタファーによく使われます。

 

  彼が彼女の誕生日に100本のバラの花束を贈りました。

  もちろん彼女は大喜びです。

  そしてその花を大事に花瓶に飾ろうとした瞬間、

  その中の1本に小さな虫がいっぱいいることに気づきます。

  「 え?!何これ?

      いやぁ! 気持ち悪いっ!!」

 

  そしてその後に彼女がとる行動は?

 

  そうですね。

  残りの99本にも虫がいるかもしれないという疑いをかけ、

  念入りに残りの99本をチェックするでしょう。

  99本には虫などいなかったとしても、

  その1本のおかげで、疑いをかけられるのです。

 

そんなお話です。

これは、先ほどの3つ目の、一人の社員とその一人以外の全従業員にも当てはまることですね。

 

ですから「身だしなみ」を整えるということは会社のためでもあるわけですね。

 

だからこそ今、

新入社員が入ってくる前に、現社員のチェックも忘れずにしておかなければいけないということです。

 

しっかりと、もう一度チェックしておきましょう。

見慣れた景色には、気づかないことがよくあります。

もう一度、角度を変えて、見直してみることも大切ですね。

 

そしておまけとして、身だしなみは、なにも人だけではありません。

会社全体をも意味します。

玄関、廊下、トイレ、応接室はもちろん、

いつも仕事をしている現場も、きちんと整えておくことも忘れないようしましょう。

こちらも見慣れると、見えなくなってしまうものですから。

 

✨ 今日の一言 ✨

身だしなみを、もう一度チェックしてみよう!

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